Ubuntuで開発環境構築その1:ターミナル(Zsh, oh-my-zsh, byobu, etc.)

前回の記事

次回は開発環境編と題して、ターミナル周りと、エディターソフト(SublimeText)等について書いてみたいと思いますので、今しばらくお待ち下さい。

と書いたのですが長くなってしまったので分割する事にしました。
今回は開発環境構築その1:ターミナルと題してターミナル周りの設定について書いていきます。

ではまた最初にスクショを貼っておきます。

f:id:snowsunny:20140403211007j:plain

どうでしょうか?それではこのターミナルになるまでにやった事を書いていきたいと思います。


まず最初に行ったのはZshのインストールです。

Zshはシェル(shell)の一種でBashと互換性がありながら、色々な利点があるシェルです。
UbuntuのデフォルトのシェルはBashですが、Zshは一度使ったらBashに戻るのが考れられないくらい便利ですw
まだ使った事が無い人は是非一度使って見て下さい。

下記のリンクに分かり易いZsh説明が載ってます。
https://wiki.archlinux.org/index.php/Zsh_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E)

Zshの説明はちょっと検索すれば他にも色々出てくると思うので、興味があれば是非。

ではZshのインストールから設定までを簡単に説明します。

sudo apt-get install zsh

これでZshのインストールが出来ます。
次にデフォルトのシェルをBashからZshに変更します。

which zsh

Zshの場所を調べておきます。次に下のコマンドを実行します。

chsh

これを実行するとシェル変更のガイダンスが始まるのでそれに従ってデフォルトシェルをZshに変更して下さい。
まぁやる事は簡単で、パスワードと先程調べたZshの場所を入力するだけです。

これが終わったら、ターミナルを再起動させます。
シェルがZshになっていたら成功です!

多分初回起動時にZshの設定が云々って出ると思うですが、自分に合った物を適宜選びましょう。
個人的には大体の人は2を押しとけばOKだと思います。


では次にZshの設定をするのですが、その前にgitをインストールしましょう。

sudo apt-get install git

gitのインストールが終わったら、次にoh-my-zshをセットアップします。

oh-my-zsh
https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh

セットアップは上記のページを参考に行って下さい。

Zshはカスタマイズ性が非常に高く色々出来るのですが。
oh-my-zshを使うと自分で色々設定を弄らなくても、Zshをとても良い感じに設定してくれます。

見た目の変更もテーマを使って変更する事が出来るし(自分はデフォルトを使ってますシンプルで良い感じ)、

oh-my-zshテーマ一覧:
https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/wiki/Themes

aliasも色々自動で設定してくれます。
特にgitに関するailasが色々入るのですが、それが便利過ぎてoh-my-zshで設定されてないターミナルを触るのが嫌になるくらいですw

もしこの記事を読んでいる方でZshは使ってるけど、oh-my-zshを試した事が無いって人は是非一度試してみてください!
めっちゃお勧めです!(`・ω・´)b

Zsh関連の設定はこれで終わりです。


最後にbyobuをインストールします。

sudo apt-get install byobu

byobuはUbuntuのターミナルを使う上で欠かせないアプリです。

ターミナルにscreenではなくbyobuを使うべき100の理由:
http://shim0mura.hatenadiary.jp/entry/20111005/1317819710

上記リンクにbyobuの説明と利点が書いてあるので、まだbyobuを使った事が無い人は一度読んでみて下さい。

byobuのインストールが終わったらターミナル周りの設定は終了です。


次回は開発環境構築その2:エディターと題してSublimeTextの設定について書いてみたいと思います。
遅筆なので投稿が遅くなるかもしれませんが、よろしければ今しばらくお待ち下さい。



よくよく考えたら「あれ、この記事ってVM関係無いじゃん…(´・ω・`)」と思ったのでタイトルと記事の内容を一部修正しました。